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犬が喜ぶ散歩中のしつけとおやつのコツ

 

愛犬との散歩は単なる運動の時間ではありません。それはしつけや絆を深める大切な機会でもあるんです。

飼い主と愛犬との充実した時間を過ごすためには、ちょっとした工夫が必要かもしれません。

 

このブログでは、犬が喜んで、飼主も楽しくお散歩をするためのしつけ方やおやつの使い方について、具体的なアドバイスを紹介します。

散歩が愛犬にとって、そして飼い主にとってもっと楽しく、心温まる時間になるようにチャレンジしてみませんか?

 

散歩中のしつけは大切?

犬と飼い主の生活の中で、散歩は非常に重要な役割を果たします。犬にとっては心の健康を保つために欠かせない時間なのです。

特に、散歩中にしつけを行うことは、犬にとって様々な精神的効果をもたらし、飼い主との絆を深める絶好の機会となります。

 

散歩がもたらす犬の精神的効果

その① ストレス解消や精神的なリフレッシュに・・・散歩では、外の世界を探索することで、犬は新しい匂いや視覚的刺激に触れ、自身の感覚を満たすことができます。

 

その② 脳トレーニングに・・・お散歩の外的な刺激は、犬の脳にとって非常に良いトレーニングになるのです。特に若い犬やエネルギーのある犬にとって、散歩は無限の好奇心を満たす場でもあります。

 

その③ 社交性を培う・・・散歩中に様々な他の犬や人と出会うことで、社交性を培うこともできます。これは、ストレスや不安を軽減するために極めて重要です。犬が他の犬や人と自由に接触できる環境は、彼らにとって自信を持つきっかけにもなります。

ところが、犬の社会性がとても大切なのに、お散歩の機会を奪われるなどのネグレクトを受けると、社会性が養われずに他の犬や人間ともうまく関われなくなる場合があります。

 

その④ 様々な環境への対応能力を養う・・・屋外での散歩は、環境の変化に対応する能力を養うトレーニングとしても機能します。

 

しつけを通じて絆を強くする

散歩中は、しつけを行う絶好のチャンスでもあります。リードを引っ張らずに歩く練習や、他の犬や人に対するマナーを教えることで、犬とのコミュニケーションが深まります。これにより飼い主と犬の信頼関係が強化され、一緒に過ごす時間がより豊かになります。

 

犬の行動をよく観察することもできます。散歩の途中で気になる行動を見逃さず、適切に対応することで、日常生活におけるしつけがスムーズに行えます。犬にとっても、飼い主が自分の行動を見ていることを理解すると、より一層努力しようとする気持ちが生まれるのです。

 

従って、散歩は単なる運動ではなく、愛犬との貴重なコミュニケーションの場として活用しましょう。

愛犬の心と体の健康を守ることができるのです。

散歩は愛犬と人の心も体も健康にする素晴らしい時間であることを、一緒に体験していきましょう。

 

 

 

 

散歩の前に知っておきたいアプローチ

散歩をより良いものにするためには、事前にいくつかのポイントを理解しておくことが重要です。特に、リードの使い方と散歩のルーティン作りは、犬の行動や感情に大きな影響を与えます。

 

ここでは、その2つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

 

ポイント①リードの使い方とその影響

リードは犬との散歩に欠かせない道具ですが、正確な使い方を知らないと、犬との関係に悪影響を及ぼすこともあります。

 

まず、リードの長さですが、短めのリードは犬を近くに保つことができ、しつけや安全面で有効なので初心者の飼い主やお散歩に慣れていない犬にはお勧めです。

一方、長めのリードは、犬の自由を与えつつ、呼び戻しやしつけを促すのに役立ちます。ドッグラン以外の公園などで愛犬を自由に遊ばせるのに向いています。状況に応じてリードの種類を使い分けることが重要ですね。

 

また、リードを持つ手の位置や力加減もポイントです。犬が興奮してリードを引っ張る場合、逆に引っ張り返すと、犬は「引っ張るのが正しい行動」と勘違いしてしまいます。

そのため、リードを固定するのではなく、相手をリーダーとして認識させるようにします。具体的には、手首を少し上に持ち上げ、引っ張り返すのではなく、リードを緩めることで犬が落ち着くよう促します。これができるようになれば、よりスムーズに散歩を楽しむことができるでしょう。

 

 

 

ポイント②散歩のルーティンを作る

次に、散歩のルーティンを作ることが大切です。特に犬は、安定したスケジュールが好きなので、毎日同じ時間に散歩することで、犬の精神的な安定が増します。

たとえば、朝の散歩と夕方の散歩といった具合に時間を決め、その時間になると犬も「散歩の時間だ」と期待するようになります。このようにルーチンを作ることで、犬は安心感を得て、落ち着いて散歩できるのです。

 

また、散歩のルーティンは、行くルートを事前に設定しておくことも含まれます。毎日同じ道を行くのも良いですが、時々違う道を選ぶことで、新しい匂いや景色との出会いが、犬にとっての刺激となります。犬の興味を引くために、色々なルートを取り入れることが、飼い主と犬双方にとっても楽しい時間になります。

 

さらに、散歩の終わりに帰宅した際、成功体験を持たせることだけでなく、リードを外すときには特に気を使います。「お疲れ様」と褒めながら、少しでも落ち着いた行動ができたときにリードを外すと、犬は「外れるのは良いこと」と覚えます。

このようなポジティブな体験を持たせることで散歩の後も円満に終えられるでしょう。

 

 

 

犬が喜ぶおやつの選び方

犬にとっておやつは特別な喜びの瞬間です。おいしいおやつは、犬の気分を高め、飼い主との絆を深める重要なアイテムと言えるでしょう。特に散歩中におやつを適切に使うことで、トレーニング効果が上がり、愛犬とのコミュニケーションがよりスムーズになります。

 

この章では、犬が喜ぶおやつの選び方とその効果、および散歩中に活用するタイミングについて詳しく見ていきます。

 

おやつの種類とその効果

おやつには様々な種類がありますが、まずはその特性を理解することが重要です。犬のおやつとして一般的なものには、ソフトタイプ、ハードタイプ、デンタルケア、ペースト・ゼリーなど、他に食事療法食のおやつもあります。

 

ソフトタイプのおやつは、高齢の犬や歯が弱い犬におすすめです。次にハードタイプ。これにはジャーキーやビスケットが含まれ、噛む楽しみも味わえます。犬にとってこの噛む行為は、ストレス発散や顎の筋肉を鍛える効果もあり、健康にも良い影響を与えます。

 

デンタルケア用のおやつは、特に口臭が気になるワンちゃんには最適です。これを与えることで、歯垢や歯石を減らす手助けをしてくれます。

 

 

おやつの選び方として、愛犬の年齢や体質、体調、好みを考慮し、それに合わせたものを選ぶことが大切です。

おすすめとしては、合成添加物が少なく、素材の良いものを選びましょう。自然素材を使ったおやつも多く、愛犬には健康的で、飼い主にとっても安心です。

 

ちなみに我が家のシニア犬は膵炎を経験したので、小粒ですぐ溶ける低脂肪のボーロやビスケットです。香りが少ないのでご褒美として彼にとっては少し残念かなと思いますが仕方ありませんね(笑)。

 

散歩中のおやつのタイミング

お散歩中におやつを使うタイミングも非常に重要です。

 

犬が特定の行動をした時や、指示に従った時に即座におやつを与えることで、ポジティブな強化が生まれます。例えば、愛犬が「座れ」や「待て」の指示を守った際には、すぐにおやつを与えることで、良い行動が増えます。

 

また、散歩中に他の犬や人に対して落ち着いている時にもおやつを使うのが効果的です。特に社会性を育てるために、周囲の刺激に対して過剰に反応しないように教える際には、落ち着いている時間を数秒間持たせて、その後におやつを与えることで、どれだけ良い行動だったかをフィードバックすることができます。

 

さらに、新しい場所を訪れると、愛犬は不安を感じることがあります。そんなときには、リラックスを促すためにおやつを与え、良い経験として記憶させるのも一つの方法です。

 

おやつを使って、楽しい散歩の時間を過ごすことで、犬とのコミュニケーションを豊かにし、しつけにも役立つのです。

 

for ZEROの片手で開けて素早くおやつを出せるポーチ

 

しつけとおやつを組み合わせたアプローチ

犬のしつけでは、コマンドを覚えさせることが重要です。そして、そのコマンドに対して報酬を与えることで、犬はその行動を繰り返そうとします。この「しつけとおやつを組み合わせたアプローチ」は、犬の学習を効率的に進めるための効果的な方法です。

 

コマンドと報酬の関連付け

犬にコマンドを教える際には、まずはシンプルな言葉や合図を使います。「おすわり」や「まて」などの基本的なコマンドからスタートすると良いでしょう。重要なのは、犬がそのコマンドを理解したときにすぐに報酬を与えることです。この報酬が、おやつや褒め言葉の場合、犬は「この行動をすると、良いことがある」と結びつけて覚えるのです。

 

例えば、散歩の途中で犬が「まて」のコマンドを聞いたときに、しっかりと待てたらおやつを与えます。おやつを目の前にして、犬は何をしたら良いのか自然と理解し、次第にコマンドをしっかりと聞くようになるでしょう。この関連付けを繰り返して行うことで、犬の学習はより強固になります。

 

報酬としてのおやつは、犬が特に好む香りのするものを選んであげると、より効果的です。

 

これまでのまとめ

犬との散歩は、ただの運動と思われがちですが、実はしつけの良い機会でもあります。おやつを使ったしつけを続けて、散歩の時間を有効に使いましょう。

 

・散歩中におやつを使って、上手くいったときに報酬を与えると、犬は次回も同じ行動をしようと意識するようになります。

 

・散歩を一定のルーティンにしていくことも、犬の習慣化につながります。毎日同じ時刻に、同じルートを通ることで、犬もその時間には「散歩の時間だ」と理解するようになります。この点でもおやつが重要です。

 

しつけは根気のいる作業ではありますが、適切な報酬とやり方で、しっかりとした信頼関係を築くことができ、お散歩が愛犬と飼い主にっとてより楽しい時間になるでしょう。

 

 

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